ARTONE アートネ とは
あーとね?
ARTONEとはアート利根町の略です。利根町在住のアーティスト有志により、今年’09年9月に結成しました。アーティスト、美術団体、アートマネージャーの集まりです。’07年よりTAP(取手アートプロジェクト)に利根町のアーティストが参加するようになりました。それにより利根町には多くのアーティストが住み、活動していることが分りました。そこで横のつながりが結ばれ始め、個々の制作を超えて、利根町で共にアートの空間を作っていく組織を構築し始めています。
何をするの?
利根町役場企画財政課のご理解のおかげで、廃校となった旧布川小を借りることが出来ました。展覧会準備で訪れた旧布川小学校には、空間や備品に多くの魅力と宝を発見しました。それは同時に利根町の歴史、地理やそして住む人の隠れた魅力です。アートを通じて、利根町の空間やそこでの生活を再評価し、表現者の制作と発表の場、そしてワークショップなどを通じて、町民とのコミュニケーションを育んでいきます。何の為に?
アートの遊び心が、町の活力に繋がっていくのではないでしょうか。つくばに科学があるように、利根町には芸術と、農業を主体とする魅力を表に出すことによって、環境と教育に関心のある、若い世代の入居者が増えると考えます。お金のないアーティストも、制作するスタジオ(アトリエ)を安く借りられるとしたら、いずれ利根町に移住し、税を払うことになるでしょう。芸術は農作物と同じで、鑑賞者の批評によって成り立つものです。生産者とそれを噛みしめる人との楽しく、栄養になる関係がお互いを向上させていくと期待します。
ロゴマークの紹介
アーティスト 安田 曉 による作品です。
命名については、アーティスト 羽川 幸一、そして アドヴァイザーに建築家 内呂 尚史です。
■青は利根町の西・南を流れる利根川・小貝川をイメージ
利根町で育った内呂は、この川が利根町に無くてはならないファクターだと感じました。
過去、川の増水により水害にあったり、また、川魚などの食料の供給先として、そして、交通としてもなくてはならない存在。そんな川を表現しています。
■緑は利根町の農業の象徴であり、春・夏・秋・冬と彩る田んぼの黄緑
利根町の小学校では、学校の給食には、ご飯(米)でした。しかも、週4です。
都内や他の都市化された地域では、パン食が週4とかですね。利根町で育った人間は、この町の米で育ったんです。
そして、その米は、春に苗が植えられ、夏には緑色の美しい絨毯になります。
内呂は、「小学校の窓から見える田んぼは、緑の海のようだった。」と言うように、利根町の緑色の殆どが、この「緑」でした。
そんな象徴をこの緑に込めました。
■赤は芸術の赤、情熱の赤、人の熱気、気持ちの赤
利根町に集う芸術家の魂や、その町に住む方を色で表現したいと思いました。
アートネにより、利根町の小中学校の生徒、そして、住民の方々が芸術・創作・表現の活動を行う事で、より熱気を帯び、利根町に活気が満ちることも期待してこの赤を添えました。
2009年 Artone は無事終了しました!
09 Artone Open site 結果
来場者数
午前 | 午後 | 小計 | |
10/18 | 74 | 64 | 136 |
10/25 | 40 | 55 | 95 |
11/1 | 50 | 71 | 121 |
11/3 | 10 | 25 | 35 |
11/8 | 44 | 75 | 119 |
11/14 | 150 | 56 | 206 |
11/15 | 60 | 64 | 124 |
836 |
校内MAP
利根町の旧布川小学校にて開催いたしました。
■開催の様子
ブラウザソフトをマイクロソフト インターネット エクスプローラー でないと見れないようです。
モジラ・ファイヤーフォックス グーグル・クローム をお使いの方、お手数ですが、ブラウザソフトを変更し見てください。
開催概要
■利根町 廃校+壁画ツアー
10月18日(日)午前 11月1日(日)午後
■JR企画 利根川ハイキング
11月14日(土)
公開展示: 11:00〜17:00
展示物:絵画、立体、工芸、映像、音楽
参加作家: 正木 浩司 Hunt 章恵
羽川 幸一 John Hunt
Dafna Avidan 安田 暁
菅野 麻依子
光龍会
和の会
スタッフ・協力者
柴田 欽子
隅井 良平
宮嶋 綾
小野 武史
内呂 尚史
<展示物 パフォーマンス>
予定
ライブパフォーマンス(ギター John・Hunt 五十嵐 弘一)
図書室にて子供向け 図画・工作(レゴや積み木を使ったオブジェの製作とペインティング)
児童会室にてデッサン教室(学校内の備品をモチーフの静物画を製作)